漫画のリバーレ読んだ

なんとなく読んだ。

感想としては、ゲームで明かされてること以外のことで重要なことは特に無いから、わざわざ読まなくてもそう問題はないな、というところかな。

あ、まあ、敢えて言えば、モモのお姉ちゃんに対する印象は変わるかも知れないが、まあ、それも別にたいしたことではない。

 

内容は普通に、ユキとモモのBL。

まあ恋愛的なスキンシップは皆無だけど、そんなのなんもしないわけない流れしかないみたいな感じ。漫画のセオリーならそこでハグ&キスでしょという場面しかないみたいなね。

 

バンリがなぜ姿を消さねばならないのかについては、ゲームでも漫画でもなんか微妙というか理由が弱いのだけど、せっかく漫画なのにそこの描写が非常に下手というか、絵柄と合わない表現をしていらっしゃるので笑うしかなかった。

 

私としては、バンリさん口が上手くてこれまでユキをコントロールしてきた実績あるんだから「九条と俺どっちが信用できるんだ!」と口頭での説得をもっと長くするべきというか、バンリのために生きると言うユキをそれこそ上手くコントロールして自由を与えたらいいのに。とかね、違う物語になるけどその余地があるような感じでバンリの失踪が甘いというか。それに、手術とか、本人の意思か家族の同意が必要なことを九条とユキでどうこうできるわけないから、怪我直さずに雲隠れする必要ない。さらに言えば、雲隠れしたとしても、正直、無闇に顔の広い大人の九条がまだ社会をよく知らない若造のバンリを探し出せないわけないと思うのだよね。まあ、そこはワザワザ探すほどの興味をバンリに対して持ってなかっただけかもしれんけど。

とか、まあ、フィクションに文句言っても仕方ないけどね。

 

まあ、でも、バンリがユキに対して心底冷めたって言ってるから、まあ、バンリは何気に性格ドライな人なのよね、冷静というか。別れるべくして別れるカップルという感じか。

 

あと、3人のそれぞれの視点で過去から現在までを語るから、物語が短いスパンで何度も過去に戻るせいで、時系列が微妙にバラバラで、わかりにくかった。

 

漫画読んで良かった点は、ヤマトの子供時代が可愛いということだけかもしれない。なんなら、ヤマトとの出会いのシーンも描いてくれたら良かったのに。あと、ユキにちょんまげは似合わない。

あ、あと折角ならバンリと音晴さんの出会いも描けば良いのに。誰得だけど。

 

あ、そういえばユキ、モモ、バンリの親についても判明したわけだが、見事なほど全員親子関係が悪い。笑。ここまで来るとある意味すごいな。

ユキの親はネグレストに近い放任。

バンリは父の再婚を機に高校生なのに家を出る。

うん、私がもしバンリの学校の担任教師だったら父親呼び出すよね。聞き分けの良い息子さんだとしても家から出すのは反対するよね。そんで、バンリが大学いかなかったのをユキのせいにするとかあり得ないよね。なかなかのクズ親っぷり。

で、モモの親も息子を家からアッサリ追い出すとか、無いわー。つーか姉ちゃんが幼過ぎて驚くわー。姉弟ってそんなもんじゃないでしょ。なんつーかなんつーか、BL漫画に出てくる女の子ってなんであんなに醜い心の持ち主なのかしらねぇ。いかにもBLに出てくる女って感じで、あーはいはいみたいなしらけた気持ちになったよね。

 

てなわけで、

アイドリッシュセブンというゲームに出てくるアイドルたちの親は、ほぼ全員がクズだと判明ました。パチパチ拍手。

きっと、最後の砦、和泉家の親もいずれはクズとして描かれるだろうなぁ。

例えば、いおりの父親は実はゼロだったとかね。だから赤子のいおりの顔を見にケーキ屋に来て歌まで歌っちゃったとかね。そうすると7人グループ中3人が隠し子ってことになるんだけど、さすがにそういう展開はないかー。笑

 

ちなみに、漫画のことけちょんけちょんに書きましたが、読むとなんか度々涙が出ますよ。けっこう感動作やで。リバーレ苦労人過ぎて、神田川の世界。小さな石鹸カタカタ鳴らしちゃう。

 

それにしても、気を抜くとすぐドロドロ展開にしちゃうんだなプロットの人。